
大人になってからのニキビって、ちょっと意地悪です。
学生の頃みたいに「1個できて終わり」じゃなくて、同じ場所に、同じタイミングで、忘れた頃にまた出てくる。
しかも、ニキビだけじゃなく——
赤み、ヒリつき、化粧ノリの悪さ。
肌全体が“ご機嫌ななめ”な日が増えていく。
「これ、ニキビなの?肌荒れなの?」
その境界があいまいだからこそ、大人ニキビはこじれやすいんです。
そんな時に候補に上がるのが、ピーリング。
でもピーリングにも種類があって、合う・合わないがはっきり出ます。
大人ニキビは、皮脂だけの問題じゃないことが多いです。
つまり、やるべきことは「皮脂を取る」だけじゃなくて、
肌の流れ(ターンオーバー)と炎症の落ち着きを整えることだったりします。

ピーリングというと、「皮を剥く」「ツルツルにする」イメージが強いかもしれません。
でも大人ニキビのピーリングは、もっと繊細。
目的は派手な変化じゃなくて、詰まりにくい肌、荒れにくい肌に戻していくことです。
そのために、肌状態に合わせてブライトピール/リバースピールを選び分けます。
ブライトピールは、イメージとしては肌の表面のごわつきを整えて、明るさを引き出すピーリング。
こんな方に向きやすいです:
ブライトピールは「肌の表面を整えて、光が戻る」ケア。
大人ニキビの“はじまり”を軽くするのが得意です。
リバースピールは、どちらかというとくすみ・色ムラ(特に肝斑傾向)を含む肌に寄り添う設計として語られることが多いピーリングです。
こんな方が候補になりやすい:
“ニキビの治療”というより、くり返す肌荒れの後に残る、色とにごりを整えていくイメージです。
ここがいちばん大事です。
迷ったら、「いま気になるのはどっち?」で考えるとスッキリします。
肌の“流れ”を整えて、詰まりにくい下地づくり。
肌荒れの後の“にごり”まで含めて整えたい時に。
もちろん混在している方も多いので、肌状態を見ながら組み替えるのが現実的です。
くり返す肌荒れがある人ほど、刺激に敏感になっていることがあります。
ピーリングは合うと心強いけれど、合わないと逆に荒れることも。
大切なのは、“やれば効く”ではなく、“今の肌に合う強さ”を選ぶこと。
このあたりに当てはまる方は、施術の強さや頻度を丁寧に設計するのが安心です。
ピーリングは、1回で終わらせるより、数回で“戻りにくい肌”に寄せる方が結果が安定しやすいです。
「ニキビが出にくい」だけでなく、
「肌が荒れにくい」「くすみにくい」も一緒に狙うと、大人肌はすごく楽になります。
大人ニキビとくり返す肌荒れは、肌が弱っているサインでもあります。
大切なのは、肌を“強くする”ことじゃなくて、
肌が“こじれない状態”に戻ること。
がんばるより、整える。大人肌は、その方がきれいが続きます。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療効果を保証するものではありません。施術の適応・回数・リスクは肌状態により異なるため、医師の診察のうえで決定します。